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【活動報告 土佐塾中学・高校様へのAI研修】

更新日:3月10日

今回は2024年10月7日(月)に土佐塾中学・高校様へのAI研修を行いました。





イントロダクション


始めに、GSCの代表の今泉からの当団体の説明と参加者に向けてのメッセージを送りました(以下に記載)。


 

今アメリカの首都ワシントンDCから参加しているので夜中の1時ですが、どのような思いでこの活動を始めたかを皆さんに知ってもらいたかったので参加させてもらいました。私自身は皆さんくらいの頃に、将来国連のような国際機関で働いて貧困削減に携わりたいという漠然な夢がありました。そしてそれに向けて行動して、その結果、世界銀行という国際機関の一つで、13年間、アフリカのケニア、ルワンダ、エチオピアをや南アジアのインド、パキスタン、バングラデシュなどをはじめとする様々な国の教育政策や教育融資プロジェクト、調査に携わってきました。そして今後は日本の教育のために何かしたい、と思いこの事業が始まりました。


私をはじめGSCのメンバーは全て留学経験があり、それによって多様な価値観を学んで人生に色々な影響を受けてきました。ただ、みんなが海外に興味があるというわけでもなく、みんながすぐ留学できるわけでもありません。けれど日本には今後外国人がどんどん増えてきて皆さんが働く頃には外国人の社員ももっと多くなってくると思います。


そんな時に、オンライン国際交流を通して、完璧ではない英語でも、お互いの価値観を共有し合い、SDGsに関するプロジェクトを通して、一緒に何かを作り出すことができる、という経験を一度でもしておくと、世界が一気に身近に感じられますし、英語でのコミュニケーションにも自信がつきます。皆さんにそのような体験をしていただき、地元や世界を変えるような一歩を踏み出していただけると嬉しいです。


今日の講座はAIですが、今後AIは私たちの生活にどんどん入り込んでくると思うので、うまく活用して自分の意見や思いをクリエイティブに表現したり、地元のこと発信したりしたりして、世界と繋がってほしいなと思っています。


 

AI研修開始


今回のAI研修ではAIに関するクイズ("Kahoot")・AIを用いた自己紹介動画の作成("Adobe Express")・AIを用いて地域紹介プレゼンテーションスライドを作る(”Gamma.App”)ということにフォーカスしました。冒頭には講師自らがAIを用いて、自己紹介を行うなどユニークな幕開けとなりました。その後、”Kahoot”と呼ばれる教育用ゲームのプラットフォームを用い、AIに関するクイズを解いてもらいました。少してこずりながらも、かなり高い正答率だったのが印象的でした。









 

AIを用いた自己紹介動画の作成("Adobe Express")


皆さんは"Adobe Express"というツールをご存知でしょうか?Adobe Expressとはデザイン制作の経験がない人でも特別な知識なしに、自分の好みに合わせてテンプレートを感覚的に編集すれば目的の制作物をデザインできるツールです。主な用途しては、YouTubeのサムネイル・画像編集・動画制作など多岐に渡ります。今回はこのツールを使い、自己紹介動画の作成を行いました。これを使えば、性格的にシャイな人・英語力に自信がない人でも気軽に自分を発信することが出来ます。





地域紹介スライドの作成(”Gamma.App”)


今回の研修のメインパートは地域紹介スライドの作成になります。Gamma.Appとは、ユーザーがスライドに入れたい情報を入れるだけで、スライドのデザインのみならず、テキストも入れてくれるというアプリケーション(AI)です。ここで重要なことは、AIは時に”間違った情報”を提供してきます。今回、講師の福原は大阪を例に取り、デモンストレーションを行いましたが、そのスライドの中には数多の間違った情報が混在していました。以下にその例を示しておきます。



 

大阪の有名な有名な食べ物というセクションでは、”大阪=海鮮”が提起されました。恐らく、多くの方が「海鮮よりも串カツやお好み焼きなどの方が有名でしょ!」と感じると思います。ただ、このAIは英語の資料から、情報を抽出しているため、「日本=海鮮」を拡大解釈して「大阪=海鮮」と勘違いしています。


 


最後に


研修の最後は”AIファクトチェックの注意点”についてを紹介しました。近年、AIを始めとしたテクノロジーが進化に伴い、ディープフェイクも大きな問題の1つになってきました。自分自身が情報を見る時(受け手)も、情報を発信する時(発信者)もその情報が本当に正しいかを確認することは、今を生きる者として非常に重要なことです





いかがでしょうか?

うちの学校でも取り入れたい!という方がいらっしゃいましたら是非以下のボタンからお問い合わせください。




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